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体験談・練馬区

【体験談】練馬区で学童保育を選んだ話

転勤で引っ越してきた家庭が「ねりっこ学童」に出会うまで

著者:学童のくちコミ編集部(ライター・2児の母)
監修学童のくちコミ編集部(編集部)
公開: 2025年11月更新: 2026年4月
学童保育の保護者体験談
実際に学童保育を選んだ保護者のリアルな体験をお届けします
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Yさん(30代・練馬区在住)

転勤で練馬区に引っ越し・長男が小学1年生のときの体験談

突然の転勤、知らない土地での学童探し

夫の転勤が決まったのは、息子が年長の12月でした。大阪から東京への引っ越し。小学校入学まで残り3ヶ月しかない中、住む場所と同時に学童保育のことも調べなければなりませんでした。正直、大阪では保育園の延長保育で19時まで預かってもらっていたので、「学童保育」という制度自体あまり詳しくなかったのが本音です。

練馬区を選んだ理由は、家賃が23区の中では比較的手頃だったこと。夫の職場がある池袋まで西武池袋線で一本というアクセスの良さも決め手でした。石神井公園駅の近くに3LDKのマンションを見つけ、家賃は15万円。世田谷や目黒だと同じ条件で20万円を超えると言われ、練馬で本当によかったと思いました。

しかし、土地勘がまったくない中での学童探しは不安でした。大阪にいるうちにネットで情報を集め始めましたが、練馬区の学童保育で検索して出てきた情報量に圧倒されたのを覚えています。公立学童だけで91施設もあるのです。23区で最多だと後から知りました。

「ねりっこ学童クラブ」の充実ぶりに驚いた

練馬区の学童保育を調べて最初に驚いたのが、「ねりっこ学童クラブ」という独自の制度でした。これは学童クラブと放課後子供教室(ねりっこひろば)が一体的に運営されている仕組みで、小学校の中に設置されています。全児童対象の「ねりっこひろば」は無料で利用でき、就労家庭向けの「ねりっこ学童クラブ」は月額約7,000円で18時30分まで預かってもらえます。延長を利用すれば19時まで対応してくれるので、大阪時代とほぼ同じ時間帯でカバーできることがわかり、一気に安心しました。

区のホームページを見ると、ねりっこ学童クラブの設置校一覧がずらりと並んでいます。91施設というのは、ほぼすべての区立小学校に学童がある計算です。これは他の区にはない充実ぶりだと思いました。Google マップで調べると、公立学童の口コミ評価が5.0の施設もいくつかあり、「公立でこの評価はすごいな」と率直に思いました。

ねりっこの特徴は、学校の中にあるので子どもが外に出ずにそのまま学童に行ける安全性です。大阪では保育園から学童への移動を心配していた私にとって、これは大きなメリットでした。また、おやつの時間があること、宿題をする時間が設けられていること、校庭で遊べることなど、基本的な生活がしっかり保障されている印象を受けました。

91施設もあると逆に迷う:公立と民間の比較

安心した一方で、別の悩みが出てきました。「多すぎて選べない」という贅沢な悩みです。引っ越し先の学区にあるねりっこ学童に通えば済む話ではあるのですが、せっかくなら民間学童も見てみたいと思いました。練馬区には民間学童が8施設あり、送迎サービスや英語・プログラミングなどの学習プログラムを提供しているところもあります。

比較項目ねりっこ学童(公立)民間学童(例:送迎付き)
月額費用約7,000円約35,000〜55,000円
預かり時間〜18:30(延長19:00)〜20:00(延長21:00)
施設数91施設(区内ほぼ全校)8施設
送迎サービスなし(校内設置)学校〜施設の送迎あり
学習プログラム宿題タイムあり英語・プログラミング等
長期休暇8:00〜18:307:30〜21:00
おやつあり(簡易)あり(手作り・おやつ代別途)

民間学童を2施設見学しました。1つは練馬駅近くにある英語特化型の学童で、ネイティブの先生が常駐していました。もう1つは光が丘エリアにある学習塾併設型で、宿題だけでなく先取り学習までサポートしてくれるタイプです。どちらも雰囲気がよく、子どもが楽しめそうな環境でした。ただ、月額は35,000円〜55,000円。ねりっこの約7,000円と比べると5倍以上の差があります。年間にすると約34万〜58万円の差。我が家は転勤直後で出費もかさんでおり、この差は無視できませんでした。

決め手は「校内にある安心感」と「地域の子と一緒に過ごせること」

最終的に、ねりっこ学童クラブを選びました。決め手は3つあります。まず、学校の中にあるので息子が一人で外を歩く必要がないこと。転勤で土地勘がない私たちにとって、通学路以外の道を子どもが一人で歩くのは不安でした。ねりっこなら授業が終わったらそのまま学童の部屋に移動するだけです。

2つ目は、同じ学校の友達と一緒に過ごせること。転勤で友達がゼロの状態からスタートする息子にとって、放課後も同じクラスの子と遊べる環境は貴重でした。実際、入学して1ヶ月もすると「今日ねりっこで○○くんとドッジボールしたよ!」と嬉しそうに話すようになり、友達作りの場としても機能していると感じました。

3つ目は、やはり費用面です。月額約7,000円は家計にとって非常にありがたい金額でした。練馬区は子育て世帯が多く、同じねりっこ学童に通う家庭も多いので、保護者同士の情報交換もしやすい環境です。引っ越してきたばかりの私にとって、学童のお迎え時に他の保護者と立ち話ができるのは、地域に溶け込むきっかけにもなりました。

通い始めて8ヶ月が経ちます。息子はねりっこが大好きで、土曜日も「ねりっこ行きたい」と言うほどです。指導員の方々も温かく、季節ごとにイベントを企画してくれます。夏祭り、クリスマス会、ドッジボール大会など、学校の友達と一緒に楽しめる行事が豊富です。唯一の不満は、習い事との両立が少し難しいこと。ねりっこから習い事への移動は自分でしなければならないので、ピアノ教室に通い始めた最近は、週1日だけ早めにお迎えに行くようにしています。

練馬区で学童を探す方へのアドバイス

まずは学区のねりっこを確認する

練馬区は91施設もあるので、まずは通う小学校に設置されているねりっこ学童クラブを確認しましょう。ほぼすべての区立小学校にあるので、第一候補として安心です。区のホームページに一覧があります。

民間は「何を求めるか」で判断する

民間学童8施設は、英語・学習・送迎など付加価値が明確です。「学童+習い事」を一箇所で済ませたい方、19時以降の延長が必須の方は民間も検討する価値があります。費用差は年間30万円以上になるので、家計と相談を。

転勤族にこそねりっこはおすすめ

土地勘がない中で子どもを外の施設に通わせるのは不安です。学校内設置のねりっこなら、通学路の延長線上で安心。同級生と一緒に過ごせるので友達作りにも役立ちます。

練馬区は子育て世帯に優しい街

家賃が23区の中で比較的手頃なうえ、公園や緑も多く、子育て支援施設も充実しています。光が丘公園、石神井公園など広い公園が近くにあるのも、子どもにとって嬉しい環境です。

参考文献・出典

この記事は以下の公的機関・信頼性の高い情報源に基づいて作成しています。

  1. 放課後児童クラブに関する法令・通知等- こども家庭庁
  2. 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)- こども家庭庁
  3. 子ども・子育て支援制度- こども家庭庁

この記事の著者

世田谷区在住。長男の学童選びで苦労した経験から、学童保育の情報発信を始める。公立・民間両方を経験し、保護者目線でのリアルな情報提供を心がけている。

保育士資格FP3級

この記事の監修者

鈴木 真理教育ジャーナリスト・保育士

保育士として10年勤務後、教育分野のフリーランスライターに転身。学童保育の制度や現場のリアルを保護者目線で伝えることをモットーに活動中。

保育士資格幼稚園教諭一種免許
更新日: 2026年4月

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