この記事のポイント
学童で英語を学ぶメリットは何?
小学校での英語教育が必修化され、早期から英語に触れさせたいと考える保護者が増えています。そんな中、注目を集めているのが英語プログラムのある民間学童です。
学童で英語を学ぶ最大のメリットは**「毎日の自然な接触時間の長さ」**です。週1回の英語教室では得られない「英語が日常にある環境」を作れることが、学童ならではの強みです。
英語習得には「量」が重要です。週1回60分のレッスンよりも、学童で毎日英語に触れる環境の方が定着率が高いとされています。ただし、子どもの性格や英語への抵抗感も考慮して選びましょう。
英語学童の3つのタイプとは?
英語に対応した民間学童は、大きく3つのタイプに分かれます。
- 英語漬け型(イマージョン型)とは?
施設内での会話をすべて英語で行うスタイル。ネイティブスタッフが常駐し、遊び・おやつ・工作など全ての活動が英語で進行します。インターナショナルスクールの放課後版ともいえます。
| タイプ | 英語の割合 | 料金目安 | ネイティブ講師 | 対象 | |--------|-----------|----------|---------------|------| | 英語漬け型 | 80〜100% | 月額50,000〜80,000円 | 常駐 | 英語力を本格的に伸ばしたい | | レッスン型 | 週2〜3回のレッスン | 基本料金+5,000〜15,000円 | レッスン時のみ | バランスよく学ばせたい | | 触れ合い型 | 日常的に少し | 基本料金内 | いる場合もある | 英語への抵抗をなくしたい |
英語漬け型学童の実際の1日はどんな流れ?
英語漬け型学童の典型的なスケジュールを紹介します。
平日のスケジュール例:
- 14:00〜14:30 来所・English greeting time
- 14:30〜15:00 Snack time(英語でコミュニケーション)
- 15:00〜15:45 English lesson(フォニックス、リーディングなど)
- 15:45〜16:30 Activity time(英語で工作、ゲーム、スポーツ)
- 16:30〜17:00 Homework time
- 17:00〜18:00 Free play(英語で自由遊び)
- 18:00〜19:00 Extended care
最初は戸惑う子どももいますが、2〜3か月で英語環境に慣れます。大切なのは「英語を使って楽しいことができた」という成功体験を積み重ねること。文法の正確さより、コミュニケーションの楽しさを優先しています。
英語レッスン型学童のプログラム内容は?
週に数回、専門の英語レッスンを組み込むタイプの学童も人気です。
よくあるレッスン内容:
- フォニックス:英語の音と文字の関係を学ぶ
- 英会話:日常会話の練習
- 英検対策:5級〜3級の合格を目指す
- リーディング:英語絵本の読み聞かせ
- ライティング:アルファベットから英文まで
レベル別クラスの例:
| レベル | 対象 | 内容 | |--------|------|------| | Beginner | 初めて英語に触れる子 | アルファベット、単語、挨拶 | | Elementary | 英語に少し慣れた子 | 簡単な文章、日常会話 | | Intermediate | 英検5級程度 | 読み書き、長文理解 | | Advanced | 英検4級以上 | ディスカッション、プレゼン |
Q: ネイティブ講師とバイリンガル講師、どちらがいいですか?
一長一短です。ネイティブ講師は自然な発音やイントネーションが学べます。バイリンガル講師は日本語でのサポートが可能なため、英語初心者の子どもには安心感があります。理想的には両方いる施設がベストです。
英語学童の費用はどれくらいかかる?
タイプ別の費用を詳しく見ていきましょう。
| 費用項目 | 英語漬け型 | レッスン型 | 触れ合い型 | |----------|-----------|-----------|-----------| | 入会金 | 30,000〜100,000円 | 10,000〜30,000円 | 10,000〜20,000円 | | 月額基本料 | 50,000〜80,000円 | 30,000〜50,000円 | 25,000〜40,000円 | | 英語プログラム料 | 基本料に含む | 5,000〜15,000円 | 基本料に含む | | 教材費 | 10,000〜20,000円/年 | 5,000〜10,000円/年 | なし〜5,000円/年 |
費用だけでなく「1時間あたりの英語接触時間」で比較するのがおすすめです。月額5万円で毎日3時間英語に触れるのと、月額1万円で週1時間のレッスンでは、コストパフォーマンスが大きく異なります。
英語学童を選ぶ際の注意点は?
英語プログラムのある学童を選ぶ際に注意すべきポイントです。
1. 英語嫌いにならないか 英語が強制になると逆効果。子どもの性格を見て「楽しめそうか」を最優先に判断。
2. 日本語の発達への影響 低学年のうちは日本語の基礎固めも重要。英語漬けにすることで日本語力に影響がないか注意。
3. 宿題の時間は確保されているか 英語プログラムに時間を取られ、学校の宿題をやる時間がないのは本末転倒。
4. 継続できる環境か 英語は長期間の継続が重要。子どもが楽しく通い続けられる雰囲気か確認。
Q: 帰国子女の場合、英語学童で英語力を維持できますか?
英語漬け型学童であれば、英語力の維持・向上に効果的です。帰国子女向けのAdvancedクラスがある施設を選ぶと、レベルに合った環境で過ごせます。
まとめ:英語学童選びは「子どもが楽しめるか」が最優先
英語学童は保護者にとって魅力的な選択肢ですが、子どもにとって「楽しい場所」であることが大前提です。体験入学で子どもの反応を見て、無理なく通えるかを判断してください。英語力は一朝一夕には身につきません。長く続けられる環境を選ぶことが、結果として最も効果的です。